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ロストワックス基礎知識

ロストワックスってどんなもの?
ロストワックスを使ったジュエリー作りとは?

ロストワックスとは、最終的にできあがる金属の原型をワックス(ろう)によって形作る鋳造手法の一工程です。

1.ワックス原型作り(ワックスモデリング)

次のような技法を用いて、金属としてできあがる物と同型の物を作ります。
できあがった物をワックス原型と言います。
■低温で柔らかくなるシートタイプのワックスで、形作る方法
■高温で溶けるワックスで盛りつけながら形作る方法
■常温で粘りけがなくヤスリで削ることのできるハードワックスで形を削りだしていく方法

2.鋳造(キャスト)

ワックス原型に足(湯口用)をつけ、高温に耐えられる特殊な石膏で埋没をします。
その石膏を焼成することでワックス原型が焼失し、石膏に湯口の付いたワックス原型の空洞ができます。これが鋳型となります。
鋳型の湯口から溶かした金属を流し込み冷却の後、鋳型から金属になった物を取り出します。
ロストワックスのロストとは、このような工程上でワックスが失われる事を言うようです。
弊社では、この行程はキャスト業者さんに出しています。


3.磨く

バレル、ヤスリ、紙ヤスリ、リューター等を使用して磨きます。石留め、金具つけ、数パーツに分けて大きな物を創った場合は寄せてロー付け、などをすることで出来上がります。
弊社では、この行程は自分で行いますが、磨き業者に出こともあります。

ワックスの種類と制作例

ワックスの種類 ワックス原型 キャスト仕上げ後
シートワックス
ラインワックス - -
ハードワックス・ブロック - -
ハードワックス・チューブ

使用する主な道工具

1. ワックス用ヤスリ
2. キサゲ
3. メス
4. スパチェラ
5. 擦筆
6. ケガキコンパス
7. アルコールランプ
8. スプリングゲージ
9. スケール


1. 木芯
2. サイズ棒
3. リーマー

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